新築住宅の屋根を葺くための確認に行ってきました。 - 雨漏り修理　屋根雨漏りのお医者さんブログ

本日は、鹿児島市で住宅の新築の現場で
建て方が終わったとのことでしたので、
この建物に屋根を葺いていくために、
現状確認にやってまいりました。

この住宅は、私の大学時代からの親友がデザインしており、

図面を見ても、非常に我々職人泣かせのデザインでしたが、
いざ、現場にやって来ましても、
ここは、どうやって仕上げようかと
頭を振り絞って仕事をしなければならないいような
デザインの現場です。

ご覧のとおり、様々な角度の部分があり、
屋根もほぼフラットに近いようなデザインです。

瓦屋根の場合は、ある程度以上の屋根のこう配が必要です。
それに対して板金の屋根は、
屋根のこう配が緩く、ほぼフラットに近い状態まで対応できますが、
ゼロ勾配、完全にフラットな屋根に関しては対応はできません。

今回の案件は、
見る限りはフラットなのですが、
若干、見えないくらいのこう配がつけてあります。

ですから、何とか板金屋根での施工はOKなのですが、
さらに、端部にひと手間を加えることによりまして、
雨漏りのしにくいおさまりをすることが可能です。

少しでも、お客様、
そしてデザインをされた設計士の意向を汲んで建物を仕上げることが
我々の使命だと思っていますので、
それを形に出来るように、頑張っていきたいと思います。