今回の工事プロジェクトでは、二次防水までの修理を進めることにしました。二次防水の作業には、予期せぬ事態が必ず伴います。一次防水を剥がすまで、内部の状態がどうなっているのか確認することはできませんから、予測できるほうが珍しいのです。
もちろん、二次防水の不具合はある程度予想はできます。多くの場合、想像した通りの状況で発見されますが、中には不思議な配置や施工が施されていることもあります。これは本当に不思議ですね。
二次防水は建物にとって非常に重要です。そのため、時として、通常では考えられないようなミスをする職人もいます。通常の感覚では理解し難い作業を行っていることも、実際にはよくあります。
しかし、このような予期せぬ発見は、我々の知識や経験を深める良い機会にもなります。経験を積むほどに、想定内の範囲が広がっていくのです。
今後も、できる限り二次防水の問題を根本から解決する方向で進めていくつもりです。これにはコストと時間がかかるかもしれませんが、建物にとってはこれが最善の方法ですし、結果的にはお客様にとっても望ましい選択となるはずです。
それにしても、もし二次防水の不具合を簡単に見つけ出す方法があれば、どれほど楽になるかといつも思います。
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