今回は「銅板の谷の修理例」をご紹介いたします。
この屋根は石州瓦でつくられていて、谷は銅板でしたので
酸性雨により穴があいてしまい雨漏りの原因となっていました。
瓦を剥いで、交換することにしました。
築25年ばかりとのことでしたが、石州瓦の銅板の谷は
酸性雨により穴があくことが多くなっています。
今のところ、穴があく原因としては酸性雨によるものと
塗料にも関係によるものもあると言われていますが、
実際にそれが本当かどうかはわかりません。
こちらは佐賀の現場で同じく石州瓦を使用していたお宅でしたが、
やはり銅板の谷が真っ黒に腐食して傷んでいました。
ルーフィングを施工して仕上げをしました。
このお家は築30年くらいになると家主さんが仰っていました。
築25年~30年になると谷の腐食が多く見られまして
昨年は4・5件ほど谷の交換修理で回ったことがありましたね。
この谷の腐食はどうすることもできません。
昔は銅板が長く持つということで使用されていましたが、
最近ではステンレスを多く用いています。
ただし、下地にサビがあるままステンレスを被せたりすると、
裏側から錆びてきて目で見ても分からない程度の小さな穴が
あいてしまって雨漏りとなることもあります。
ステンレスに変更することで、半永久とまでは言えませんが
約30年程度であれば持つだろうと思います。
昔は銅板が主流でしたが、今では進歩して
近年の新築に関してはステンレスを用いています。
参考までに、銅板からステンレスへの変更修理の費用目安としましては
谷の左右の瓦を剥ぐ作業が5千円ほど、
ステンレスの谷をつくる作業が1mあたり1万3千円~1万5千円ほど
かかると思っていただければと思います。
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